ドル崩壊、多極化、中国の台頭、日本の独立など今後、起きることを書いていきます。

アメリカ大統領戦後の世界と日本

アメリカ大統領選でオバマ大統領が選挙で勝った。当初の予想はロムニー候補が優勢に傾くといわれていたがそうはならなかった。個人的にはロムニー候補が優勢だと思っていた。なぜならオバマ大統領はアメリカがよくなるという結果を出せなかったからである。しかし米国民は現在の不平等な状況を加速させたのは共和党にあると考えたのかそれともオバマのほうがましな政策をすると思ったのかも知れない。

今後のアメリカの経済であるがこれは回復できないだろう。米国内では産業は空洞化した上に金融業がメインの産業だ。金融業に関しては人を雇う必要性はそれほどなく地位の高い人が一般の労働者よりも100倍以上の給料をもらえる。その地位の高い役員などが消費してアメリカ経済は回っていた。しかし一家で消費するお金はそれほどの量ではなくアメリカ経済を潤すことはできない。そればかりでなく経済格差が生まれて5%の超金持ちと95%の貧乏人に階層が分かれた。5%の人の消費などそれほどたいしたものではない。もし米国で製造業がまだ健在であれば多くの雇用が生まれて中産階級の層が厚く消費も旺盛であったかもしれない。リーマンショック以前は確かに消費は旺盛であったが中産階級が多いのでなく多くの人が借金で消費していた。そのため米国は借金で経済をまわしていたのだ。リーマンショック以降はそれができなくなりその影響で不動産価格が下落している。急降下中といってよい。


また経済が回らなくなり税収が減り公共機関の閉鎖などが相次いでいたり市役所などが職員がフルタイムで仕事ができなくなってきている。地方財政も破綻状態で地方公共団体の職員の給料が払えない状況になりつつある。またCDSと言う債権保障保険が焦げ付く可能性も指摘されている。この保険が焦げ付くと5京円の損失が出るのではと言う分析もありアメリカ経済を破綻させる最大の要因になる可能性もありそうだ。(CDSについては詳しくあとで書きます。)そのほかにもQE1からQE3を行い過剰にドル札と米国債を発行している。これらは今後経済に悪影響が出る。ドルの過剰発行はハイパワーインフレを起こす可能性もあるし米国債の過剰発行は米国債のデフォルト(債務不履行)もありこうしたことが米経済を破綻に追いやる可能性も否定できない。

今後オバマ大統領がアメリカのリーダーとして活躍してもこれらの問題を解決することはできないだろう。オバマ大統領の今後の最初の難関は「財政の崖」である。これはブッシュ政権から始まる減税をやめて財政が悪化している状態であれば2013年度中に増税と財政再建が同時に自動的に行われるものだ。こうした動きは上院と下院のネジレ現象にある米議会をオバマ大統領が説得するのは難しい。もしそれができてもCDSの問題、ドルや国債の過剰発行の問題、米経済の空洞化で雇用が生まれにくい問題や米経済の建て直しはきわめて困難だ。こうしたことを考えると米国の経済的破綻は避けられないだろう。

日本はどうするのか?

オバマ大統領はおそらく軍事費削減と世界中の米軍を総撤退させる可能性がある。そうなると日本の権力構造にも大きな変化があるだろう。米国が破綻しなくても日本から米軍がいなくなれば日本は中国との関係改善や資源や食料の調達を米国を頼らない方法で行うことをよぎなくされる。日本がロシア、中東、アフリカの資源国と独自の外交ルートによる資源の購入を行ったりすることは日本国民の生活コストを削減でき好ましいことである。米国と日本が関係を絶つことは必要だろう。


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